紅茶の資格を活かしてどんな仕事が出来るだろう?ちゃんと収入は得られるのか?
今日は紅茶関連の仕事についてお話したいと思います。
まず、紅茶系の仕事にはどのような種類があるのか。大きく分けて2つあります。1つ目はカフェや紅茶専門店を自分でオープンする“独立開業系”。2つ目は紅茶の資格を活かして紅茶教室などで講師を務めたり、専門店で販売職に就く“就職系”です。
収入はいくらくらいなのか・・・今回は少々現実的な話を中心にしていきますが、大切なことなのでぜひ読んでみてください。
それぞれ収入はどれくらい?
では、現実的な面でそれぞれ収入はどれくらいなのか。生活をしていく上で収入も大切なことになるので、しっかりと見ていきましょうね。
●独立開業系
恐らく多くの人が「自分のお店を持ちたい」と思っているのではないでしょうか。実際に個人で営業しているカフェも数多く存在します。しかし、そのようにカフェを開業している方の年収はデータとして存在していません。そのため、具体的な数字を掲示することはできないのです。
具体的な金額を示すことが出来ない代わりに、例えを使いながら話していきたいと思います。
紅茶の単価が350円、1日のお客さんが20人であったとすると、1日で7,000円売り上げることができます。1ヶ月で計算をすると21万円、年収にするとおよそ240万円です。一見「1か月21万円儲けられるなら、やっていけそうじゃん」と思ってしまいますが、この利益が自分の手元に100%残るわけではありません。光熱費や仕入れにかかる費用、また自宅以外の場所を借りているのあればテナント料など・・・カフェを経営するにはお金がかかるのです。このように利益から諸々かかった費用を引いていくと実際に手元に残るのはほんの数万円程度になってしまう可能性だってあります。
以上のように、カフェを開業するということは決して簡単なことではないと言えます。
●就職系
紅茶の専門店やカフェに販売職やサービス職として就職するのであれば、平均300万円前後の年収を得られることができます。
もし紅茶の資格を活かしつつ、安定した収入を得たい場合は開業するよりこちらの方がいいかもしれませんね。もちろん「やりたい」と思ったのならば、開業して夢を叶えるのも素敵だと思います!
人脈づくりも大切
資格は紅茶関連の仕事に就きたいから取得するという、あくまで資格は就職のためと考えている方は、独学で学ぶよりも実際にカフェや紅茶教室を開いているオーナーの元でアルバイトとして働きながら学ぶこともオススメします。
資格にもよりますが、カフェ等での実務経験が必要となるものもあります。
また、カフェや紅茶専門店でアルバイトとして働くことで、プロの指導を受けながら収入も得ることができます。そして、実際の現場で経験を積むことができるため、将来的に自分でお店を持ちたいという方にはぴったりだと思います。
実際にカフェでアルバイトとして働くことで、将来的に自分の開きたいカフェのコンセプトがハッキリ浮かんでることもあるでしょう。
カフェを開業するのは大変
自分のお店を持つことに憧れを抱く方もたくさんいると思います。大好きな紅茶に囲まれて、自分のお店にお客さんがたくさん来てくれる・・・そんな夢のような毎日を想像をしてしまいますよね。
しかし、そう甘い世界ではありません。やはりカフェを開業、経営するためにはお金がかかりますし、利益のことも考えていかなくてはなりません。
特にカフェは他の飲食店と比べて客単価が低く、回転率もあまりよくないので難しいと言えます。そうは言っても、1か月で200万円以上の利益を出しているカフェもあるので安心してください。でももしこれを読んでいるあなたが「カフェを開きたい」と思ったときは、このような現実にも目を背けずに覚悟を持って開業しましょう!
あくまで紅茶の資格は強み
紅茶の資格をとれば何でもできるというわけではもちろんありません。
特に個人経営のカフェを開業したいと考えている方は、紅茶についての知識や技術の他にも経営についての知識も身につけなくはいけません。お金の扱い方、マーケティング、スタッフの扱い方など・・・いち経営者として考えなくてはならないことがたくさんあります。
本気で開業したい方は、紅茶の勉強をすると同時に経営についてもきちんと勉強しておくといいかもしれませんね。
資格を活かして活躍しよう
自分のやりたいことを思いっ切りやれている方は輝いていて本当に素敵ですよね!
開業するにせよ就職するにせよ、資格を活かせる環境のもと、あなたも好きなことをやって生活していきましょう♪
応援しています!
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